1.Togatta onsen

人の声、お店、工房など遠刈田の皆さんにご協力いただいて集めた”街の営みの音”と、環境音、温泉など”土地ならではの音”を組み合わせて作ったリズムに、ヴァイオリンのメロディを合わせた曲。

山々に囲まれた土地柄を表すイントロから、神社で毎朝鳴らされる太鼓をテンポにした日常のテーマ、そして皆が楽しみにする賑やかなハレの日”お祭り”をイメージしたアウトロ、の三部構成になっています。

 

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2.遠刈田系な人々

体が細く頭の大きな遠刈田系のこけし。

“こけし”、”温泉”というキーワードを使わずにそれらと、人々の心を表した歌。コーラスはレジデンス滞在中に訪れてくれた街の方々に歌っていただきました。

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霧を抜けたら　湯気に変わる

靄が晴れて　夜が終わる

川を越えて　右に曲がる

山に入り　何処まで登る

側溝から立ち昇る湯気を こっそり潜り抜けて

楽しいこと思い浮かべすぎて 大きくなった頭

 

風に揺れて　季節が歌う

虫が跳ねて　何処かへ誘う

顔を上げて　ぐるり見渡す

尾根を撫ぜて　君と遊ぶ

側溝から立ち昇る湯気に こっそり映し込んで

明日また走り出せそうさ 軽くなった身体

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3.kokeshi

こけし館の小山芳美工人が実際にこけしを制作する際の作業音を録音し、工程をそのまま曲構成にしてヴァイオリンと合わせて作られた曲。

工房の外の自然の音、道具を整える鍛冶の音から始まり、頭作り、胴作り、絵付け、ハクロウ塗り、そして出来上がったこけしを置くまで。

 

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4.yunokami improvisation 1

5.yunokami improvisation 2

湯神神社の境内に音響を設置して、自然の音、その場の空気、全てを感じながら奉納するような心で即興演奏した2曲。

実際に演奏している映像はyoutubeでもご覧いただくことができます。