Artista em Residência
About
“Cokokeshi-Tai”
What is “Cokokeshi-Tai” ?
私たち「ここけし隊」は、宮城県蔵王町でアーティスト・イン・レジデンスを運営する
「遠刈田レジデンス マルヨシ」のスペシャルサポーターです。
国内外から訪れるアーティストの制作サポートや、地域を巻き込んだイベントの運営、
各媒体での活動内容の発信をメインに活動しています。
メンバーは、県内の大学生や社会人など
「アートが好き」を共通項に様々な人が集まっています。
Activities
01
イベント運営
イベントの設営のお手伝いや、ご来場の方へ展示の案内を行います。イベントを通じて、地域の方々に「遠刈田レジデンス」の存在を知ってもらい、アートの魅力を感じてもらえるようサポートしています。
03
SNS・Webサイト更新
アーティストの制作の様子やアート作品の説明、イベントの告知などをアップしています。より多くの人のアートに対する興味をくすぐり、「制作拠点である遠刈田に行ってみたい」と思ってもらえるきっかけをつくります。
02
アーティストサポート
画家や写真家、映像クリエイターなど、様々なジャンルのアーティストと一緒に遠刈田を探検します。アーティストの半数以上が海外の方なので、英語を使いコミュニケーションをとる場面もしばしば。
04
写真・動画撮影
SNSやWebサイトにアップする写真や動画は、より現場の雰囲気が伝わるようサポーターが撮影しています。作品の意図や背景を丁寧に汲み取りながら、制作の大事な一瞬をカメラにおさめます。
Interview
永井 京花
Kioca Nagai
一般社団法人とおがったプロジェクト理事 / ここけし隊 隊長
Q1. ここけし隊での活動内容は?
ここけし隊の隊長として、主にここけし隊メンバーと国内外のアーティストとの交流のサポートや、活動の取りまとめをしていました。今回のZAO EXPO’22 を手伝ってくれた“ここけし隊”は、地域コミュニティに入るのが好きな方からWebデザイン・文字構成・イラスト・映像、音楽製作が得意な方まで多種多様なメンバーで構成されています。そのメンバー達は、どのアーティストと会って交流をすると楽しく刺激がある経験ができるかを考えながら活動をしていました。
Q2. どんなことが楽しかったですか?
滞在しているアーティストからここけし隊まで、全員で行う“交流会”が印象深く残っていますね。「同期間に複数組のアーティストが滞在している」という今までの遠刈田レジデンスにはない環境で、食事をしたり、花火をしたり…作品製作のサポートをしている時も、もちろん交流をしますが、内面性やその人自身の人柄は、食事や花火をしている時こそより伝わるのではないかと私自身感じています。コロナ禍で人との交流が憚れる中、このような機会は学生にとっても、私たちにとってもお互い良い刺激になっているのではないでしょうか。
Q3. 活動を通して苦労したことや気づいたこと、何かあればどうぞ
海外アーティストと英語で会話をする時が慣れるまで緊張していました。しかし、たくさんの方と話すことにより、英語は完璧でなくとも伝わるし、相手も理解をしながら話してくれている優しさを感じることができました。今思うと、「英語に恐れず、とりあえずたくさん話してみな!」と過去の自分に言いたいです(笑) まだまだ流暢には話せませんが、一歩前に踏み出すだけでコミュニケーションが取れることが分かったので、これからも挑戦し続けていきたいです。
小野寺 桃花
Momoka Onodera
東北工業大学 産業デザイン学科 / ここけし隊 隊員
Q1. ここけし隊での活動内容は?
滞在されているアーティストやイベントのお手伝いをしていました。買い出しについて行ったり会場をつくったりしましたが、すべてが新鮮な経験で楽しかったです。レジデンスや地域のみなさんが快く迎えてくださったので、常にわいわいしてました。
Q2. どんなことが楽しかったですか?
とにかく、はじめましての方ばかりで。会話するたびに発見があって楽しかったです。特に「ギブミーベジタブル」では、おいしいごはんと素敵な音楽に囲まれた空間でとても幸せでした。人が集まる場所はやはり魅力的だと思います。
Q3. 活動を通して苦労したことや気づいたこと、何かあればどうぞ
普通のアルバイトなどとは異なり、マニュアルのない活動です。自由な空気感は楽しいですが、その分自主的な行動が求められる環境だったためそこに難しさも感じていました。満足のいく動きが出来たとは言い難いですね…。そこはもっと成長したかったなと思う部分です。
林 祥汰
Shota Hayashi
会社員 / ここけし隊 隊員
Q1. ここけし隊での活動内容は?
SNSを通して、滞在しているアーティストさんの活動を発信しました。
また、夜はアーティストの方々とご飯を一緒に食べながら普段はなかなか聞けない貴重な制作の裏側などを聞くことができ、とても感銘を受けたのを今でも覚えています。
初めての参加でしたが、皆さん温かく、優しく接して下さり、本当に濃い一日となりました。
Q2. どんなことが楽しかったですか?
言葉が通じない事を逆に楽しんじゃえ!と思いジェスチャー(身振り、手振り)などで交流を交わしていたのがとても楽しく、伝わった時はお互い自然とハイタッチをしていました(笑)
Q3. 活動を通して苦労したことや気づいたこと、何かあればどうぞ
異文化交流を通して、やはり言葉の壁を少し感じてしまい、伝えたい事を中々伝えられないもどかしさがありました。それでも、相手の表情やしぐさで言いたい事が伝わる場面があり、コミュニケーションは言葉だけでは無いと実感しました。